スパークル工業株式会社は、同社初となる「CNCガントリー型高速マシニングセンタ」を発売した。写真提供:スパークル工業株式会社
スパークル工業株式会社は、グローバルブランド「OSCARMAX」の大型金型加工需要の高まりに対応するため、新型大型可動式コラム型デュアルヘッド放電加工機を発売しました。本機は、大型金型の加工効率を向上させるだけでなく、高速粉末混合放電加工技術を採用することで、Ra0.3以下の鏡面仕上げを実現します。
スパークル工業株式会社の何建林マネージャーによると、新型可動コラム式デュアルヘッド放電加工機は、 TFT-LCDパネル、電子金型、自動車金型などの大型アプリケーションの需要を満たすように設計されています。Y軸移動量は最大1,000mmで、デュアルヘッド、デュアルコントロールシステム、多関節アームコントロールパネル、特許取得済みのカウンターウェイト式加工タンクドアを備えています。これらの革新により、スムーズな操作、簡単かつ迅速な金型調整、優れた油密シール性能が実現します。
スパークルが新たに開発したデュアルヘッド、デュアルモーションコントロールの放電加工機は、可動コラムシリーズの中で最高の精度、最速のグラファイト加工速度、最高の表面仕上げ、そして最高のタングステンカーバイド加工性能を実現するように設計されていると説明した。同社の目標は、複雑な用途において、より高速で正確な結果をもたらす機械を金型メーカーに提供することにある。
同社はまた、放電加工液中の導電性粒子を利用した高速粉末研磨放電加工機を開発しました。この革新的な技術により、微細加工の高速化、表面均一性の向上、手作業による研磨の必要性の大幅な削減が実現します。特に、携帯電話部品、デジタルカメラ部品、TFT-LCDパネル、大型金型表面などの精密加工に適しています。
現在、Sparkle Industrial Co., Ltd.は80機種以上の放電加工機および微細穴放電加工機を取り扱っており、台湾で最も充実した放電加工機メーカーとなっています。中でも微細穴放電加工機は、直径0.1 mmという小さな穴の加工が可能で、真円度は0.002 mm以内、実穴径は0.132 mmです。これらの仕様により、Sparkleは台湾で数少ない10ミクロン以内の精度を実現できるメーカーの一つとなっています。
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